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久し振りにカレーを作る

2008年10月13日月曜日

今はむかし独身時代には時々カレーを作っていたが、結婚後は妻に任せ放しで一度も作った事がありませんでした。この度、「妻に先立たれる前に」の一環として妻に指導を受けながら、カレー作りに挑戦して見ました。以下はその備忘録としてまとめたものです。
(1)材料
●味付け酒に浸して置いた牛肉と豚肉(半々位)で400g~500g
●玉ねぎ 中1本
●人参 中1本
●ケチャップ 100g
● 小麦粉 適宜
●ニンニク 適宜
●カレー粉 小さじ大盛3杯
●シナモン 小さじ山盛り1杯
●胡椒 適宜
●梅酒に使った梅を細かく刻んだもの 適宜
●血液さらさらドレッシング(玉葱と酢と水) 適宜
●醤油 適宜 

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(2)作り方
(a)オリーブ油をフライパンにひく
(b)玉ねぎを入れ透き通る程度まで炒める
(c)人参を入れ炒める
(d)肉を入れ炒める
(e)ニンニクを半分入れ炒める
(f)炒めが終わったらケチャップとお湯(鍋半分)が入った鍋に炒めた材料を移動する 
 
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(g)灰汁が出始める前に小麦粉を水に溶かしておく 
 
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(h)灰汁を順次取り除く
(i)カレー粉、シナモン、胡椒を入れる
(j)灰汁を取り終えたら水に溶かした小麦粉を入れる(鍋に小麦粉がくっ付かない様に良くかきまぜる) 

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(k)醤油(又は塩)を入れて塩加減の調整をする
※味の調整役として生姜、ワイン、ビネガー、干しぶどうなども良い

製作後記
●カレー単体で味見をした時は結構酸味がある様に感じたが、カレーライスになると少し酸味不足になっていた。酸味は辛味に負けてしまいがちなのとご飯で薄められるので、もう少し酸味を強くしておいた方が好いようだ。次回は自分ひとりで色々バリエーションを考えながら作って見ようと思う。
●常々妻がこぼしている事であるが、台所の狭さには閉口した。材料を置くスペースも少ないし、油断をすると換気扇のカバーに頭をゴツン。食卓に並べる品々はスーパーやコンビニで出来合いの物を買って来て済ませ、材料からの料理などするなと言わんばかりの設計だ。こんなのだから日本の食文化が廃れたとも言える。
そこで思い出したのが台湾駐在当時の台所。もうかれこれ20年前の事であるが、下の写真のようになっていた。
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日本語を習いに来ていた小姐達の日本料理実習風景

築10年の賃貸マンションでありながら3人が作業できるスペースがあり壁はタイル張り、それに床は水を流しながらブラッシングが出来た。当時の台湾で、思いがけず使い勝手の良い台所にめぐり合えてラッキーであった。 (3LDKで5万円位、為替レートは1万円で1,800台湾ドル位)
ついでに書くと、寝室にトイレとバスタブ付きのシャワールールが一つ、それと共用としてのシャワールームがもう一つあったのだ。それに引き換え日本の住宅事情は貧弱だ。
またキッチンに加えリビングにもう一台冷蔵庫があった。 
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冷蔵庫の上に黒の弁当箱があるが、このブランド名は「馬印」。思わず笑ってしまいますね。
※関連ページ
台湾のフルーツ
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