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松本清張の世界「昭和史発掘」の取材現場から

2009年5月17日日曜日

NHKラジオ深夜便〔こころの時代〕2009/5/14「松本清張の再発見」松本清張記念館館長…藤井康栄(ふじい やすえ)さんの話を興味深く聞いた。それは私が持っている「松本清張の世界/昭和史発掘の取材現場から」(文藝春秋10月増刊号/1992年)の内容の一部が語られていたからである。清張ファンである私は若い頃、随分読んだものだが、手元に本は残っていない。ただあるのはこの「松本清張の世界」を言う月刊誌だけ。松本清張が話題になったとき、この本で調べる事にしている。それはさておき「こころの時代」で話題になった一部を紹介しよう。
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“私がはじめて先生の担当編集者になったのは、昭和三十八年の人事異動で『週刊文春』に移ったときでした。『別冊黒い画集』の連載中でした。担当を言い渡されたときは、ギクッという感じでした。ああいうエネルギッシュな仕事ぶりの先生の担当なんて大変だろうなあって。それに私は推理小説があまり好きではないんです。その前は『文學界』や出版局で純文学作家を担当していましたから、正直なところ困ったな、と思いました。
どういうわけかデスクに連れられることもなく、私は名刺を持って、一人でご挨拶に行きました。連載中だったから、その日から原稿を三枚、四枚と小刻みに下さる。当時はコピーなんかないので、その原稿を握って浅草のさし絵画家(田代光さん)の家に走る、読んでもらうと板橋の凸版印刷に走る。浜田山と浅草と板橋を結ぶ三角形を一晩中ぐるぐる回っていました。こんなことが続くんだろうか、と心配だったけれど、とにかく終わりまでやりました。 “ (94ページ)

image”取材者としての苦労話をもう少ししますと、ノンフィクションでは常にこちらが先に動いているでしょう。こちらは取材の興奮が残っているうちに報告しようとするのだけれど、そのときには先生は私がはるか昔に取材したことを書いているわけです。取材と執筆に時差があるんです。(ああ、違うことを考えている、私の報告が入っていないなあ)とわかることがありました。
それから、素朴、純真で、子供が「どうして? どうして?」と問い詰めてくるようなところがあります。取材に当たったばっかりに、私を歴史上の人物にしたてて被告席に坐らせ、先生は検事にでもなられたつもりで、「どうしてそのときそんな気持になったのかね」というように追い詰めてこられるんです。こちらはなぜ二・二六の将校になり代わって弁明しなければならないのか、戸惑いますよね。それが先生流のディベートなんです。ふつうは、もう少し客観的に、テーマを真ん中においてするわけだど、そのあたりが歴史家じゃなくて作家だなあ、と思うんです。” (99~100ページ)

放送の中で松本清張生誕100年記念事業の一つとして全国主要都市の文学館での巡回展があると言う事でしたが、北は仙台までで、ここ札幌での開催が無いのはとても残念です。 
この「松本清張の世界」をめくっていたら、「ある小倉日記伝」が目に付き、また読み初めました。
※関連ページ
NHKラジオ深夜便〔こころの時代〕で放送された人の商品(アウルネット内のページ)
松本清張記念館 (公式サイトのトップページ)
松本清張の世界 (文春文庫) (Amazon内のページ、今は文庫本として売られていました)
松本清張の残像 (文春新書 (290))(Amazon内のページ、藤井康栄さんの著書)