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ナベコワシ(鍋破)

2008年1月6日日曜日

先日、「鍋にするとうまいよ」と言う事でカジカに似た魚を貰った。
形姿からするとカジカの一種と思うが正式名称を知りたくて、インターネットで調べて見ることにしました。
キーワードは日高近海で捕れること、鍋にするとうまいこと。
いろいろ調べて行くとこの「全日本鍋物研究会」を言うサイトに行き着いた。
「か」行のカジカで見ると、どうもこの「ナベコワシ」らしい。

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●上の画像は「全日本鍋物研究会」のスクリーンショットです。

そこで今度は「なべこわし」で検索、検索上位のサイトを開いて見ると次のような説明があった。

和名:トゲカジカ

冬に欠かせない北海道の代表的な料理が、味噌仕立てのカジカ鍋
北海道では数種類のカジカが獲れますが、中でも一番美味しいとされているのがこちらの「鍋こわし」の異名を持つトゲカジカです。
ちょっと寄り目気味の大きな頭と大きな口、ほっぺの部分に4本のトゲがあるのが特徴、また、ぬるぬるした魚体にウロコはみられません。お腹まだら模様があるのは別種のようです。
通常は沖合いの深いところに生息していますが、冬になると産卵のため沿岸の浅海に移動してきます。
他のカジカと比べて魚体が大きく、全長は約30~50cmで、大きなものになると70cmにもなるそうです。
頭から尻尾のヒレまでほとんどすてるところのないお魚で、特にオレンジ色のキモは絶品です。

ナベコワシ:北海道三昧 丸鮮千代水産

ほっぺの所に4本のトゲが特徴、正しくこれだ。和名のトゲカジカにぴったりの形をしている。
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正体が分かったので早速鍋にして食べて見ました。
料理法が悪いのか「鍋をかき回し、底を破る」とまでは行かなかったが、身の締まり具合はスゴイ!、これまで食べた魚のうちでは一番だ。
河豚の味はもう忘れてしまったが、これに似た味と言っても良いのかも知れない。
今後この魚が手に入る確率は低いが、もう一度食べて見たい魚である。