先日見た昼の健康番組でDPAを取り上げていた。昔よく食べた鯨の肉が動脈硬化を予防するというのである。厳寒の地に住むイヌイット(エスキモー)達にとって、アザラシは生活に欠かせない必需品。彼らは肉を主食としてとり、皮は衣類に、油は明かりの燃料に利用して来た。
ほとんど野菜を摂らない彼らが他の民族と比べ動脈硬化や心筋梗塞などの心血管系疾患にかかりにくいという報告が出ているのです。
これは何を意味しているのか。「油って取り過ぎるとダメじゃないの?」がこれまで私が抱いていた油のイメージ。どうもそうじゃないらしい。油の質が問題なのだ。番組の中ではその食材として鯨の肉、ベーコンを紹介していた。ベーコンと聞いただけで、あれは脂だらけだからと言う事で見向きもしなかったが、これからは考えを改めなければならない。
また胡麻油と一緒に摂ると相乗効果で更に良いらしい。料理法として「鯨ベーコンとチャーハン」がベストとのこと。
●キーワード
・バレニン:体脂肪を効率的に燃やす。赤みに多い。おろし生姜がいい。
・カルノシン:脳神経細胞に関係あり、認知症予防
・ハープシールオイル(竪琴アザラシ)シール:seal、アザラシのこと。サプリメントして売っている。
・メタボリックシンドローム:肥満や体脂肪が大きな原因のひとつ。
・動脈硬化、血栓症、痴呆症、中性脂肪、視覚機能、糖尿病
DPA(ドコタペサエン酸)
2007年12月23日日曜日投稿者 Owl 時刻: 12/23/2007
ラベル: (01)健康